男子陸上競技・中長距離選手
金子雅也
の静岡マラソン
走っていてキツイとき〝生きている感じ〟がする
MASAYA KANEKO
静岡大学大学院 総合科学技術研究科
浜松市在住。TOMORUN強化プロジェクトに属しながら、1500m走で東海インカレ優勝と全日本インカレ出場、そして全日本大学駅伝のメンバー入りを目指す。静岡マラソン2019で初のフルマラソン予定。
走っていてキツイとき〝生きている感じ〟がする。出しきることで走っている実感がわいてくるから。そんなトレーニングはキツイわけだが、かえってレースは楽しくなる。単純に走ることが好きで陸上に興味を持ち、トラック競技の経験は高校時代から。専門は1500m走で、持ち味はスピード。
TOMO RUN(トモラン)に属し、この1年半で大幅にタイムが向上。信頼できるコーチの存在ができたことで彼のパフォーマンスはもう一段上のステージへ。スピードに頼る走りは好不調のブレが大きいことが課題。どんなレースでもブレの少ない安定の走りを目指し、トモランの強化プロジェクトの選手として全国大会への出場を目指す。
競技にのめり込み過ぎ、タイムばかりを意識していると走ること自体が楽しくなくなり、負のスパイラルに入ってしまう。そんな時は走ることは仕事ではない、楽しくて走りはじめたことを思い出すようにしている。今はそんな楽しさを分かちあえる仲間がいて、週に一度、TOMO RUNの練習環境が大切な時間。
来年は学生から社会人となる年。現役ランナーとして走ることの環境と状態が良いからこそ長距離へ挑む2019年。1/27大阪ハーフマラソンを経て2/24静岡マラソンへ。12月からは距離を意識した練習に切り替えた。足腰を鍛え、長時間集中を切らせないためのトレイルはいいトレーニングになる。静岡マラソンへ向け、新たな練習メニューが加わった。
大学院生になり一人でトラック以外も走ることが多くなった。コースは佐鳴湖、航空自衛隊浜松基地周辺。大学の研究で忙しい合間をぬって、キャンパスから姫街道を抜けお城を眺めながらさくっとジョグ。好きな音楽を聴き、時に仲間との街ランで息抜きとしても楽しんでいる。
コメントを書く