フルマラソンに挑戦するランナーは誰しもが壁の向こう側の自分を目指していると思います。人類レベルで言えば2時間の壁。サブ2ランナーが近い将来に誕生するかは、わかりませんが、今もそれが可能だと信じる人が挑戦しています。フルマラソンに挑戦する時、そこにスピードやスタミナ、そして、メンタルの壁があることをランナーは知ります。その壁を打ち破ることは簡単なことではありません。
大会が多くの方の力に支えられているように、フルマラソンへのチャレンジには走る人をサポートする人が必要です。初めて挑戦するランナーは、これから一人で走り切ることはできないこと、一人で走っていても速くならないことを経験することでしょう。
めざせ静岡マラソンプロジェクトは、皆さんが静岡マラソンのスタートラインに気持ちよく立ってもらうために行う全5回のクリニック。浜松のランニング教室 TOMO RUNのコーチ陣がこのプロジェクトを支えてくれます。その代表でもある中川智博コーチ(写真)は「一夜漬けでフルマラソンは走れません。でも、しっかり準備すれば、ムリな練習をしなくても大丈夫。正しい情報を、このプロジェクトで習得してください」とコメント。
スズキ陸上部の元キャプテン、世界クロスカントリーの元日本代表、全日本実業団選手権チャンピオン他、ランナーをサポートするキャリア&実績は充分すぎる中川氏。写真は2007年、秋田国体2位の表彰の時。これまで最も難しかった挑戦は「静岡県ランキングの4種目制覇」だったとか。2007年のランキングでは3000m障害と5000mは制するも、1500mと10000mは2位と僅かに届かず。多くの経験から知り得る中川コーチの知識と情報を学ぶ絶好の機会になるはずです。
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