広大な自然を前に、「小さな存在」だと思えたことは大きかった。
立ち止まったら置いていかれちゃうような気がして、掌の世界に一喜一憂していたことがなんてことなく思えた。
わたしにとって大事なのは写真に切り取ることよりも、目の前のこの瞬間、心に浮かぶ人、募る想い。
『自分軸』で立ち止まる勇気が必要な今だけど、
本当に大事なことを選ぶことは難しいようでそうでもないかな、と思った。
音楽、お酒、匂い。
境界線を曖昧にしてくれるこの3つが大好き。
わたしはよく現実と夢との曖昧になった世界で目標をイメージしてみる。
その動機は例え不純であっても、それは自分の進むべき道をなんとなく
示してくれる。そんな気がする。
一応、元陸上部。
けど、走るの専門ではないのでたいして走れない。
ただ、走るのが好き、なだけ。
長距離走の後のダッシュが好き、なだけ。
走ることも今のわたしとまだ見ぬわたしとの境界線を曖昧にしてくれる。
まだ出来るかも、って。
余計なものは見えなくなるし、聞こえなくもなる。
スイッチが入る、その瞬間もたまらなく好き。
好きな瞬間が流れる。
週末はレース。
本気でいけることろまで、突っ込みます。
NOZO